中学の頃はジャッキーチェンの映画放送の後日がきつかった。鉄の爪とかやってた。

キョンシーとテンテンにゾッコンだった子どもたち
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80年代後半。テレビで「キョンシー」もののドラマや映画が多く放送されました。キョンシーとは中国に古くから伝わる妖怪の一種。
硬直した死体が動きまわる、いわばゾンビのような存在です。

ドラマなどでは両手をまっすぐ水平にあげ、まっしろな顔(しかも真顔)でぴょんぴょん跳ねながら襲ってきたり、おでこにお札を貼られると
動けなくなったり――。さながらもう子どもたちに真似してくださいと言わんばかりのコミカルな妖怪として登場しており、瞬く間に僕らの心をわし掴みにしたのです。

キョンシーと登場人物たちのカンフーバトルもしびれるくらいかっこよかった。

そして何よりドラマ「来来！ キョンシーズ」のヒロイン、テンテンがべらぼうに可愛かった……。

当時のクラスの男子はほぼみんなテンテンが好きでした。女子にくらべると成長が遅いといわれる男子でしたが、異性にはまださほど興味がなかった
僕らにあそこまではっきり「可愛くて好きだ」と言わせたテンテンは罪な女の子でした。

テンテンに憧れながら、当然のように僕らはキョンシーごっこをして遊びます。先述したように、そもそもキョンシーとは死者が動き回るお化けのような
存在なのですが、人間が息を止めているとなぜか気がつかないという弱点がありました。

この弱点をごっこ遊びにも採用。キョンシーと人間側に分かれて遊ぶ鬼ごっこ的な遊びをしていたのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/12101e21750c80f44a7fea16eac4e716eb84a117