《K-POP論》K-POP特有の多国籍グループ、最近は中国人ではなく日本人を入れるのがトレンド。中国人は母国に稼ぎに帰ってしまうため

EXOの中国人メンバー
クリス、タオ、ルハン

宇宙少女の中国人メンバー
ソニ、ミギ、ソンソ

TREASUREの日本人メンバー
ハルト、ヨシノリ、アサヒ、マシホ

K-POPでおなじみの韓国人以外も在籍する多国籍グループ。
その外国人メンバーの国民に親近感を持ってもらいその国のファンを増やす手法だ。男性の場合韓国人と違い兵役がないことも魅力だ。
以前はK-POPの外国人メンバーといえば中国人が主流だったが、最近は違うようだ。

以前からK-POPの中国人メンバーが韓国で売名して中国母国で儲けに帰ってグループを脱退してしまうこと、活動休止をしてしまうことが多発している。
代表例がEXOや宇宙少女だ。この2つのグループは中国人メンバーが3人いるが、今現在全て脱退してしまっている。
宇宙少女の3人の中国人は中国のオーディション番組に出演して中国人ガールズグループのメンバーに選ばれたことで宇宙少女の活動に参加をしなくなった。

EXOの中国人メンバーは人気だったこともあり、EXOはその後人気弱体化。それを危惧する企画会社は近年「日本人」に目をつけた。
中国よりも日本のほうが売り上げがあるし、マイナーなグループでは日本での活動でのほうが稼げることもザラだ。

さらに、日本人は歴史問題で揉めることは偶にあるものの、中国人のように母国に帰って稼ぐことはない。それはばぜかというと日本にK-POP以上に「格上」のグループや企業が存在しないからだ。

日本人K-POPアイドル本人も、ファンも、「K-POPで活躍する日本人」という部分に魅力や誇りを感じている。
日本人がいるグループの代表例は誰もが知るTWICEだが、そのメンバー・サナはもともとE-Girlsの候補生だったというから驚きだ。
想像してみてほしい。サナがE-Girlsだったかもしれないと思うと少し寒気がする。

以上の理由から、K-POP界では「脱中、迎日」が起こっている。
しかし、いつまでも日本の売り上げに頼るわけにはいかないだろう。果たしてK-POP界は日本以外の新たな活路を見つけられるだろうか？

今年には日本人メンバーが4人所属する12人組グループ「TREASURE」がデビューする予定なので要チェックだ。

(書き手・K.H.G)

↓ソニ、ミギが参加する中国人ガールズグループ火前少女101のMVはこちら。
https://youtu.be/3De50Nx1c5I