【品評会】この女はピカチュウになりたいらしい【何点？】

「憧れはピカチュウと峰不二子」頂目指す声優・高野麻里佳　Ｎｅｔｆｌｉｘオリジナルアニメ「エデン」主人公役

初の単独主演、いつも通りに
有料動画サービスＮｅｔｆｌｉｘ（ネットフリックス）で配信中のオリジナルアニメ「エデン」（全４話、入江泰浩監督）は、未来の地球とひとりの少女の姿を通して、見る者に人間の存在価値を問い掛けるスケールの大きなＳＦファンタジーだ。７月１４日にセカンドシングル「Ｎｅｗ　ｓｔｏｒｙ」のリリースを控えるなど歌手としてもきらめきを見せる人気声優、高野麻里佳が主人公のサラを演じている。

　単独主演は初挑戦。「ＳＦには科学的で難しいイメージもあるので最初はとっつきにくい印象もあった」が、人間とロボットの触れ合いも描いた物語に「ハートフルな人間らしさを感じた」という。

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高野は高校卒業後、専門学校や養成所を経て、プロの声優に。この仕事を志したのは、「ポケットモンスター」のピカチュウの声で知られる大谷育江に憧れたのがきっかけだった。「『ピカチュウの声はピカチュウがやっているのではないんだ！』と。キャスト表を初めて意識した瞬間だった。すごい衝撃でしたね」

　もともと本の音読をするのが大好きで、高校時代にローカル局でＣＭのナレーションのアルバイトをした時の経験も声優への思いを後押ししたという。「すごくつたない演技だったと思うが、それでも求めてくださる方がいた。そのことが次への原動力になったし、自信を持って前に進むことにもつながったと思います」

　声優の魅力は「年齢も性別もほぼ関係なく演じられる」ことにあると考えている。「子供もおばあちゃんもやれるし、時には男性が女性を演じることすらある。自分とは全然違う人間として新たな人生を迎えられるのがこのお仕事の楽しさ。すごく面白い職業だと思います」

平均83点　うん、上玉っすな