【悲報】スダレハゲ(72)「金融庁の機関の理事長を再任しろ？69歳のジジイなんかクビだ！」麻生との確執から八つ当たり人事か

【スクープ】菅官邸、三國谷預金保険機構理事長の再任を拒否
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c6af8f5f7149b3c4931e77273ef25c0bab3f108

菅首相が率いる首相官邸が今年2月末で任期の来る
三國谷勝範（69、写真下）預金保険機構理事長の再任を拒否、後任選びが難航している。
表向きは高齢などを理由に預金保険機構の監督官庁である金融庁の打診を拒否した模様。
だが、金融行政をめぐって、金融庁と菅官邸の間で行き違いがあったとされ、
今回の人事拒否は金融庁への圧力を人事の形で示したものとの見方もある。

三國谷理事長は1974年に東大法学部を卒業し、同年大蔵省（現財務省）に入省。
2002年から財務省から分離した金融庁に移り、2009年から金融庁長官。
長官在任中には、経営不振から破綻した日本振興銀行のペイオフ（預金1000万円超過部分を払い戻ししない）を
実施、東日本大震災での金融面での混乱にも対応した。

青森県出身で、青森県への出向経験もあり、
水面下では同県知事選への出馬が何度か取りざたされたこともある。
大蔵省では細川政権、羽田政権の時に藤井裕久大蔵大臣の秘書官を務めている。

三國谷理事長は、温厚な人柄で知られ、
「官邸から個人的に嫌われるような要素のない人」（財務省OB）とみられている。
ことし4月で70歳の三國谷氏は高齢といえなくもないが、黒田日銀総裁（76）も再任時は70歳を超えていた。
「菅氏も72歳。高齢は拒否の理由にはならないのでは」（官僚OB）という声もある。

三國谷氏への再任拒否で、金融庁はOBの長官、局長クラスで再度、打診しているが、難航している。

預金保険機構は破綻した銀行、信用金庫などの預金を1000万円まで保護するための「預金保険制度」を運営する。
政府、日銀、民間金融機関により設立された公的な機関だ。
預金保護のための資金は、預金残高に対して一定の比率の保険料を民間金融機関から集めている。
金融機関の破綻に係わるだけに、金融システムの安定にかかせない機関。
地方銀行などの経営悪化が進行するなかで、注目が集まりつつある機関と言える。

官房長官時代の菅氏は、財務省、金融庁の人事には
麻生副総理・財務相兼金融担当相への遠慮から一切介入することはなかったとされる。
預金保険機構理事長の人事はいわば、麻生大臣の所管分野。
「ノー」は、良好とはいえない麻生氏との関係も影響しているとの見方もでている。