世耕弘成「二階を応援したら中学校建設費を凍結な」地元町長を脅しまくってしまう

「世耕に中学校統合の事業費を凍結された」

さらに、この翌日には二階氏を応援する集まりの場で印南町の日裏勝己町長も世耕事務所から受けた仕打ちを「告発」をした。印南町では4つの中学校を1つに統合する事業を進めていたが、その事業費を凍結する旨を一方的に告げられたというのだ。

「（世耕氏から山名町長への圧力は）本当に卑劣なことであります。私も昨年の衆院選後の11月23日、東京の政策秘書から深夜3時に『統合中学校の学校施設整備費は凍結します。ご了承ください』と携帯電話にメッセージが送られてきた。一秘書がこんなこと言う権利があるんですかね。本当に腹立たしい限りであります。

こういった方が衆議院議員をやられているわけです。このような先生（国会議員）が本当にその地域のことを思ってこれから先やってくれるのか。そんな人の仲間を絶対通すわけにはいかない」

「二階VS世耕」の「紀州戦争」。新しい政治風土を求める世耕陣営に対して、二階氏を支持する陣営からは世耕氏への反発が強くなっている。どちらが勝っても和歌山県政に大きなしこりが残り続けることは不可避な状況だ。

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