中国BYD、新型EV車『漢』を発売。ドラゴンをイメージしたデザイン

・BYDは7月12日、新エネルギー車の新型セダン「漢(Han)」を正式に発売した。電気自動車(EV)の「漢EV」3グレードとプラグインハイブリッド車(PHV)の「漢DM」1グレードが設定されており、総合補助金適用後の価格は21.98-27.95万元。
・「漢」シリーズは「Dragon Face」デザイン言語を採用している。フロントにはドラゴンの顔を想起させるデザイン、ボディサイドには流れるようなライン、リアにはドラゴンの爪をイメージし水平に広がるランプを採用している。
・車体サイズは、全長4,980(4,960)mm X 全幅1,910mm X 全高1,495mm、ホイールベース2,920mm。
・「漢EV」の前輪駆動の2バージョンには最高出力163kW、最大トルク330Nmのフロントモーター(交流永久磁石同期モーター、以下同様)を搭載する。
四輪駆動バージョンはリアにもモーターを追加し、システム総合最高出力は363kW、システム総合最大トルクは680Nmとなっている。EVのバッテリーは全グレードが容量76.9kWhのブレードバッテリーを搭載する。
NEDCモード航続距離は605km(前輪駆動)または550km(四輪駆動)。四駆版の0-100km/h加速時間は3.9秒。
・PHVの「漢DM」は2.0L ターボエンジンとリアモーターで構成されたハイブリッドシステムを採用する。システム総合最高出力は321kW、システム最大トルクは650Nmで、
容量15.2kWhの三元系リチウム電池を組み合わせる。NEDCのEVモード航続距離は81km、0-100km/h加速時間は4.7秒である。
・装備面では、シリーズすべてにDiLink 15.6インチ超高画質8コアタッチパッド、スマートフォンNFCによるデジタルキー、
インテリジェント運転支援システム「DiPilot」のなかではストップ・アンド・ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール((ACC-S＆G)、カーブ速度コントロール(CSC)、
前方衝突予測警報(FCW)、自動緊急ブレーキシステム(AEB-CCR)、歩行者識別/保護システム(AEB-VRU)、緊急ブレーキアシスト(EBA)、エマージェンシーストップシグナル(ESS)、
車線逸脱警報システム(LDWS)、車線維持支援システム(LKS)、オートライト(HMA)、標識認識機能 (TSR)などを標準装備する。

https://www.marklines.com/ja/oem/byd