受験生の親「なんてことをしてくれたのか」容疑者への怒りの声　なぜ社会への怒りは生まれないのか😮

大学入学共通テスト会場となった東京大で１５日、受験生らが刃物で切り付けられた事件。周辺は救急車や警察車両が集まるなど物々しい雰囲気に包まれた。
受験生の親からは「なんてことをしてくれたのか」と容疑者への怒りや試験への影響を心配する声が聞かれた。

息子が試験中だという４０代男性は、試験前に「頑張る」とＬＩＮＥのメッセージが届き、無事を確認。「なんてことをしてくれたのか」と憤る一方、「あすも試験は続くので」と不安げな様子だった。

受験生の娘の母親（５１）は「救急車や消防車がたくさんいたけど、何が起きたか分からなかった。試験中なのでサイレンが影響しないと良いが」と心配そうに話した。

埼玉県草加市のフリーターの女性（２５）は午前８時４０分ごろ、東大の門の前で男が複数の警察官に腕をつかまれ、取り押さえられているのを目撃。「暴れたり、叫んだりはしていなかった」と語った。

近所に住む８０代女性は「救急車のサイレンが鳴り響き、普段とは全然違う様子だった」と振り返り、「毎年、この時期に受験が行われているが、こういう事件が起きたのは見たことがない」と顔をこわばらせた。

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