和歌山県「大阪に遊びに行ったアホどものせいで医療崩壊寸前や😭」

感染急拡大で「和歌山モデル」が”危機”…感染源を”追いきれない”状況に　和歌山県

緊急事態宣言が出されていない地域でも医療のひっ迫は深刻です。
和歌山県では感染の急拡大でいわゆる”和歌山モデル”が危機的な状況になっています。

地域の2次救急を支えている「和歌山ろうさい病院」。

【病院長】
「大型連休に入ります。その間人手が不足したりとか状況が悪くなった場合、救急医療を一時止めないといけないということも想定内にある」

通常でも9割近くの病床が埋まっていますが、和歌山県からの要請を受け、コロナ患者を25人ほど受け入れています。

【医師】
「今から口の管を抜くからね。抜いた後もがんばって口あけといてください。痰をのみこまないでください」

ICUのベッド6床のうち2床を使ってコロナの重症患者に対応していますが、これが、地域医療が崩壊しない、”ギリギリのライン”だと言います。

【和歌山ろうさい病院 岩崎安博 救急科部長】
「うちは通常医療、救急医療もストップせずに継続してやっています。地域医療を崩壊しないようにするにはそれも必要ですので、それ以上の患者さんの数になると医療が回らなくなるので、そこまでが限界」

和歌山県は感染拡大を抑えるため、陽性者の行動履歴を徹底して追跡し、濃厚接触者を見つけ、陽性者を原則全員入院させてきました。

しかし、第4波は和歌山から大阪に行って感染したとみられる人が急激に増加。
感染源を追いきれなくなっていて、このいわゆる”和歌山モデル”が危機的な状況なのです。

【和歌山県・福祉保健部 野尻孝子 技監】
「感染者の急拡大によって丁寧な行動歴の調査が難しい。追いきれなくなってくると、感染した人を見逃す可能性がある。知らないうちに感染が広がっている、市中感染が懸念される」

https://www.ktv.jp/news/common/php/amp.php?id=dad01aa9_6c98_4ece_a347_60e2cd839b6b