教員不足のため、採用試験を前倒しに。しかし、8割以上の自治体で受験者は減少

教員採用試験は、去年までは7月ごろに行われていましたが、教員のなり手が不足する中、文部科学省は、民間企業の採用面接が6月に開始されることを踏まえ、試験を実施する日の目安となる「標準日」を6月半ばに設けて、ことしの試験から前倒しをするよう要請しました。

NHKでは都道府県や政令指定都市など全国68の自治体の教育委員会に対して、ことしの試験日の状況や受験者数の増減について聞き取りました。

その結果、半数以上の40の自治体で試験日を去年よりも早く設けたほか、36の自治体は「標準日」か、それより前に採用試験を行っていました。

ただ、日程を早めた40自治体のうち8割以上の34自治体で受験者の数が去年よりも減ったことがわかりました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241231/k10014683201000.html

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