橋本聖子会長「どうやったら東京大会が成功するのか、全国で考えてほしい」

聖火リレーはオールジャパンで　開催可否は都道府県ごと１か月前　組織委と島根の判断に時差（島根・東京）

きょう開かれた東京オリンピックの組織委員会では、コロナ禍を踏まえ聖火リレーを開催するかどうかの判断時期について、
都道府県ごとに開催１か月前までに結論を出す考えを示した。

（東京五輪組織委員）
「基本的に１か月前までに感染状況を踏まえながら、組織委と県の実行委と十分協議して、島根県ともしっかり相談させてもらう。」

島根県内での聖火リレーは５月１５日と１６日の２日間が予定されているため、
組織委の方針では１カ月前の４月中旬に可否判断が行われる事になる。
一方丸山知事は、先週の会見で首都圏の感染状況を今後１カ月間見極めた上で県として可否を判断する考えを明らかにしている事から、
判断時期は来月中旬と想定され、きょうの組織委の方針とは時差が生じる事になる。
またきょうは組織委トップの橋本聖子会長が聖火リレー開催について改めて言及した。

（橋本聖子会長）
「日本全国の４７都道府県をつなぐ聖火リレーは新型コロナの感染対策を万全に、安全最優先で進めることが重要。」

橋本会長はこのように述べオールジャパンでの開催の重要性を強調した。
こうした中、島根県の聖火リレーを担当する県のスポーツ振興課は現在も開催準備を進めていて、
組織委が示す１カ月前の可否判断にも柔軟に対応できるとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/21343a66d624b9ab53d28ab72164e8574f061e86