藤井聡太「面接に来ました藤井です…」　俺「うちさ、中卒は採らないんだけど。」

俺「本来なら書類で落とされるのに、なんかの手違いで面接出来ちゃったんだね。ごめんね」

藤井「あの…その………」

俺「じゃあ一応いろいろ聞いてあげるけどなんか資格とかあるわけ？」

藤井「いえ……あの………得に……」

俺「はぁぁぁ(ため息)。じゃあ今まで何やってきたの？なんならできるの？」

藤井「しょ……将棋を………」

俺「あのさぁ将棋ってプロの世界があるとはいえ結局、遊戯のひとつでしょ？仕事は遊びじゃないんだよ、君仕事舐めてるだろ？」

藤井「あああ…」

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俺「ふーんそう…で、それが社会のなんの役に立つ？」

藤井「えっえっそれは…」

俺「俺は今の部署に栄転して、全社員の出張時等のチケット手配や交通費の管理をしている。しかも38歳の若さで係長だ。事実上、自分がいないとすべての社員が何もできない。」

俺「俺はこの会社も、ひいては社会もを支えてる、その上に将棋は成り立つか？」

俺「もう一度聞く、それがなんの役に立つ？」

藤井「お見それしました。私の負けです」(投了)

余裕で勝てたんだが…こんなもんか？