警察「チャリ乗りが全然ヘルメットしてくれない…そうだ！」 女子高生「えっ？私達がやるんですか…？」

ヘルメットを高校生がリレー、着用率向上狙う　長野県と県警が交通安全運動出発式　佐久長聖高のアイドルも願い

秋の全国交通安全運動（２１～３０日）を前に、県と県警は２０日、長野市の県庁で出発式を開いた。高校生のヘルメット着用率向上を狙い、佐久長聖高校（佐久市）のアイドルグループ「７限目のフルール」のメンバーが「ヘルメットは命を守る道具」と呼びかけた。

県などは、運動に合わせてリレーのバトンに見立てたヘルメットを県内の高校でつなぐ「ヘルメットシェアリレー」（２０日～１１月２９日）を企画。佐久長聖高校など県内の１０校ほどが参加し、同校を皮切りに生徒たちが交通安全のメッセージを記したステッカーをヘルメットに貼って次の高校につないでいく。

同グループメンバーで１年の大野田咲穂(さほ)さん（１５）は「メッセージが多くの高校生に届き、命を守るヘルメットを着けようと思うきっかけになればうれしい」と話した。

出発式には警察署員や交通安全協会員が参加。県警の鈴木達也本部長は、日が短くなっており「夕暮れ時と夜間の事故防止対策を進めていく」と話した。

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024092001184