15歳JKコンカフェでツケが60万円になり返済するためにパパ活

未成年の女子高生を“店内”に　メンズコンカフェ店長ら逮捕 “高額の酒”買わせていたか
2023年5月2日 火曜 午後5:25
捜査員に付き添われ建物から現れた男。
未成年の女子高校生を、店に立ち入らせたとみられる店長。

風俗営業法違反の疑いで逮捕されたのは、新宿・歌舞伎町のメンズコンセプトカフェ「META」の店長・大石涼太容疑者(25)と従業員の坂口怜也容疑者(25)。

2人は2023年1月から2月にかけ、当時15歳の女子高校生に18歳未満と知りながら店に立ち入らせた疑いが持たれている。

従業員の坂口容疑者は女子高校生に対し、自宅でみだらな行為をしたとしてすでに逮捕されていて、2日朝、検察に身柄を送られた。

女子高校生は従業員の坂口容疑者とSNSを通じて知り合い、店におよそ60万円の売掛金、いわゆる「ツケ」があったという。

女子高校生は、大石容疑者らに「ツケが払えないなら実家に行くよ」などと言われ、親に知られることを心配した女子高校生は、援助交際などで金を稼ぐ「パパ活」をしていたところを警察官に補導され、一連の事件が発覚した。

警視庁の捜査員らは4月30日、メンズコンセプトカフェ「META」に家宅捜索に入った。

運び出される段ボールに入った押収物。
その中には、酒のメニュー表があり、シャンパン各種は3万円から20万円。

さらに、25万円から60万円の値段がつけられたものもある。

とても未成年の女子高校生が払える金額ではない。

店の売り上げに貢献させようと、少女らに高い酒を買わせていたとみられている。

調べに対し、大石容疑者は「被害児童の年齢が18歳未満であることは知りませんし、覚えていません」と容疑を否認している。

一方、従業員の坂口容疑者も「被害児童を店内に立ち入らせたことについては覚えていません」と供述。

警視庁には、保護者などから、メンズコンセプトカフェなどに関する相談が急増していて、2022年1年間で52件、2023年に入ってから、すでに33件寄せられているという。
https://www.fnn.jp/articles/-/522871