【悲報】ワンピさん…チョッパーの銅像をお披露目するも話題にならず【鬼滅】

ルフィの仮装（像の右側）とチョッパーの仮装（同左側）をして、チョッパー像と記念撮影する姉妹＝熊本市東区の市動植物園で2020年11月7日午後1時4分、清水晃平撮影

　熊本市出身の尾田栄一郎さんの人気漫画「ONE　PIECE（ワンピース）」のキャラクター「チョッパー」の像の除幕式が7日、市動植物園（同市東区）であった。ワンピースの主人公「ルフィ」と仲間の像計9体を熊本県内に設置して、熊本地震からの復興をの一環。

　2016年の地震で園は獣舎に亀裂が入るなどの被害を受け、復旧工事後の全面開園まで2年8カ月かかった。チョッパーは、船医としてルフィたちと旅するトナカイのキャラクター。椅子に座って聴診器を手にする姿の像（高さ約100センチ）が制作された。

「ワンピース」のキャラクターでラッピングされた熊本市電＝熊本市東区の市動植物園で2020年11月7日午前10時10分、清水晃平撮影

　除幕式には、2000件以上の応募から選ばれた県内の50組（100人）が出席した。大西一史市長は「復興のシンボルとなる像ができ、感無量」。園では「チョッパー」と名付けたシフゾウも飼育しており、戸沢角充（かくみつ）園長は「ぜひ、両方の『チョッパー』を見に来てほしい」と話した。

　像の除幕に合わせ、熊本市内では7日、チョッパーをデザインした市電の運行も始まった。【清水晃平】