やったあ、カニ給食だ！射水の児童、１匹まるごと堪能　｢カニみそ生まれて初めて食べた射水に生まれて良かった😲

富山湾で水揚げされたベニズワイガニを小学六年生の給食で提供する「カニ給食」が射水市内で始まり、八日は金山、新湊、作道の三校児童計百十九人が旬の味を堪能した。　（武田寛史）

　ベニズワイガニは七日に新湊漁港に水揚げされ、新湊漁協の協力で提供された。金山小では児童十人に一人一匹ずつ配られ、子どもたちが丸ごと一匹分の身やカニみそを味わった。安吉常見（つねみ）校長がカニの脚の外し方など食べ方を教え、児童は脚から身を抜いて口に運んだ。

　中山颯（そう）君は「一匹まるごと食べたのは初めて。カニみそも生まれて初めて食べたけどすごくおいしかった。射水に生まれて良かった。家族とも食べたい」、金瀬嘉希（ひろき）君は「海が近いから新鮮なカニが食べられる。身もカニみそもどっちも食べられて良かった」と喜んでいた。

　カニ給食は市町村合併前の二〇〇三年度から始まり、今年で十九年目。地元の味覚を知り、漁業への理解を深めてもらおうと続けられている。十一月二日まで市内の各小学校で順次、実施される。
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-344412.html