- 人々「なんだここは」「ここから出してくれ！！」
俺「同じクラスのヤツらだ…クラスのヤツら全員がここに連れてこられたのか…」
？？？「ようこそ。君たちはデスゲームのメンバーに選ばれた。」
仮面で顔を隠した男がモニターに映し出される
俺「クソッ！お前がゲームマスターか！」
ゲームマスター「その通り。私のことは『アニマ』と呼んでくれ。ちなみに逃げたり抵抗するとお前たちの頭が爆発することになるからよろしく」
- ティーダのチンポ気持ち良すぎだろ！
- まず最初のゲーム
デスマッチ
リングの上で1vs1で戦う
戦闘不能になった方が負け
戦闘前にルーレットで使う武器を1つだけ決めるゲームマスター「あとリングは1つしかないから、くじで順番を決めて戦ってくれ。同じ番号を引いた人同士で戦え」
俺「リング1つしか無いのかよ。全員のバトルが終わるまでに何日かかるんだろ」
ゲームマスター「ちなみに負けたヤツは頭に埋め込まれた爆弾が爆発するからよろしく」
俺「クソッ！」
- 人々でワロタ
- 俺はくじを引いた
俺「なになに…？1番！？1回戦目か」
遠藤「よう俺、私も1回戦目だ。相手はお前のようだな」
俺「えっ遠藤！？見かけなかったから捕まってないのかと思ったが…いたのか！」
遠藤「ああ悪いな…影が薄いんだ私は」
俺「それにしてもお前と戦うことになるとはな…」
- 頭に埋め込まれた爆弾で攻撃すれば絶対勝てる
- 遠藤「負けた方は本当に死ぬことになる…だが戦うしかない…！」
俺「くっ！仲間と殺し合いだなんて…」
遠藤「残念だ…それじゃ武器ルーレットを回すぞ」
ﾃｯﾃｯﾃｯﾃｯ
ヌンチャク遠藤「私の武器はヌンチャクだ。お前もルーレットを回せ」
俺「いい武器こい！！」
ﾃｯﾃｯﾃｯﾃｯ
- ﾃｯﾃｯﾃｯﾃｯ
ヌンチャク俺「遠藤と被った！」
遠藤「構えろ、俺」
俺(遠藤は格闘技のプロ…空手の有段者だ…油断ならねえ…)
- 1回戦目スタート
遠藤「ほっほっ！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
俺「くっ！こいつ！！ヌンチャクを高速で回転させている！！」
遠藤「ほっほっ！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
俺「なんて速さだ！」
- いい武器こい！←ヤる気満々じゃねーか
- 遠藤「ほっほっほっほっ」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
俺「ん？だがずっと同じ位置でヌンチャクをグルグル回すだけで何もしてこない…」
遠藤「クソッ！ヌンチャクってどうやって使えばいいんだ！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
俺「！！…そうか！」
- ほっほっw
- 俺「遠藤は戦いのプロ…だが武器を使った戦いの経験がないのか！」
遠藤「あっあっあっ」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
ｽﾎﾟｯ
ヌンチャクが遠藤の手から滑り抜け飛んでいく
遠藤「まずい！」
俺「もらった！」ﾊﾟｼｯ
遠藤のヌンチャクをキャッチした俺はヌンチャク二刀流モードになった
俺「いくら格闘技のプロといっても丸腰で武器持ちには勝てまい！」
遠藤「くっ…やめっ…」
俺「終わりだぁぁあ！！」ｼｭﾊﾞｯ
遠藤「ぐがぁ！！！」ｸﾞﾁｬｧ
腹にヌンチャク二刀流による打撃をモロに食らう遠藤
遠藤「ぐっ…かはっ……！」気絶
遠藤は地に伏した
- 重度の厨二病ですね…お薬に青酸カリ出しときますね
- ｶﾝｶﾝｶﾝ!
遠藤戦闘不能により試合終了のゴングがなる
俺「ハァ…ハァ…勝った…」
遠藤「ん…………ハッ！！……私は…負けたのか…」
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
遠藤の頭から音が鳴り響く
爆弾が起動したようだ
遠藤「あぁ…私はここまでか…」
俺「遠藤…すまない」
遠藤「いいんだ…」
俺「お前の命を無駄にしない…そのために次のゲームも勝ち抜いてみせる！」
遠藤「いや…次のゲームは無い…」
俺「え？」
- 素手で戦えよw
- 遠藤「なぜならゲームマスターは私だからだ…」
俺「は？」
遠藤「ゲームマスター『アニマ』の正体は私だ」
俺「何言ってんだよ！え？本当なのか？」
遠藤「本当だ」
- トンファーキックじゃないのか
- 人々「なんでもいいから早く帰らしてくれー」
- 俺「ちょっと待て。ならなんでゲームマスターであるお前がゲームに参加してるんだよ」
遠藤「よくあるだろ。黒幕も実はゲームに参加してたやつ。あれだよ」
俺「そうか～…」
遠藤「私は死を間近で見ることで生を実感出来る…そのためにこのデスゲームを作った。そしてより近くで死を見るために自らこのゲームに参加したのさ…」
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
爆弾の音が速くなる
遠藤「そろそろ時間か…ゲームマスター死亡でデスゲームはお開きだ…さらば…人生に悔い無し！！」
俺「じゃあな」
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
- 何でお前は使えんだよ
- 遠藤「……ゃ…だ……」
俺「？」
遠藤「やっぱり嫌だっ！死にたくないっっ！！！本当は最後のゲームまで勝ち抜いてそこで正体を明かす予定だったのに！その瞬間が楽しみだったのに！こんなところで！1ゲーム目で死ぬなんて嫌だ！いっぱい色んなゲーム作ったのに！ぜんぶ台無しだ！ぁぁ！死にたくない！だっ誰か！誰か助け」ﾊﾟｧｧﾝｯｯｯｯｯｯ
遠藤の頭は弾け飛んだ
- 人々「うおおお！」「部屋から出られるぞ！！」「私たちは助かったんだぁぁあ！！」
こうして死者1名を出した凄惨なゲームの幕は閉じられた
俺「死と隣合わせの状況だった今回の件で俺は命の大切さを学んだ。死の恐怖に怯えず過ごせる毎日に感謝して…生の喜びを享受しながら精一杯生きていくぞ！」
～完～
- 1ゲーム目でシャシャり出てくるから
- メッセージ性があっていいね
- 遠藤のヌンチャクをキャッチした俺はヌンチャク二刀流モードになった
ここが笑えるピークだった
- なんかワロタ
- その部屋誰が掃除すると思ってんだよ
ふざけんな - >>1
「よろしく」って何かアホっぽいな
もう少し何か言い回しあっただろ - ん？壁の一部が開いて拍手しながら誰かが出てくるんじゃないのか？
- 僕は好き
俺「ここはどこだ！まさかデスゲームの会場か！！！！」？？？「ククッ！！！」
コメント