「ストリートファイター」の聖地、奈良だったz

「ストリートファイター」ケン、奈良県橿原市に登場…カプコンとのまちづくりで銅像設置

ゲームソフト大手「カプコン」（大阪市）の格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズを活用したまちづくりを進めている奈良県橿原市は３０日、橿原神宮の養正殿前に、市内で３体目のキャラクターとなる「ケン」の銅像の除幕式を行った。

銅像の高さは台座を含め約１・６メートルで、ケンがＶサインのポーズをとっている。設置費５５０万円は地元企業４社からの寄付を充てた。「リュウ」「春麗（チュンリー）」に続き３体目。

式では、市観光親善大使「さらら姫」の岡本真依さん（２１）の司会で、亀田忠彦市長、久保田昌孝宮司ら９人が綱を引いて銅像の除幕をした。亀田市長は「これを機会に橿原神宮とその周辺の魅力も知ってもらいたい」とあいさつした。

また、近鉄と連携し、キャラクターの「リュウ」をデザインしたヘッドマーク（直径３５センチ）を先頭と最後尾に取りつけた列車（４両編成）を、同日限定で橿原線などで運行した。

当分の間、大きさ約１０センチのキャラクターがデザインされた駅名標も、橿原線の４駅（新ノ口、大和八木、八木西口、橿原神宮前）構内の１０か所に設置する。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240930-OYT1T50175/