「もっと痩せろデブ」顧問に減量を迫られて適応障害に。私立高校のテニス部員である生徒、警察に被害届を提出

名古屋市の大同大大同高の男子ソフトテニス部に所属する生徒が5月、顧問から減量を迫られたとの被害を訴え、適応障害の診断を受けたことが21日、関係者への取材で分かった。部活を休む状態が続き、生徒側は学校に抗議するとともに、侮辱容疑で愛知県警に被害届を出した。

大同高の男子ソフトテニス部は全国高校総体（インターハイ）に出場する実績がある強豪校。戸倉隆校長は取材に、体重に関する発言があったと認め「（生徒）本人をけがから守る意図だったと判断した」と文書で回答した。

関係者によると、生徒は3～5月、顧問から日常的に「痩せろ」と言われ、減量しても「もっと痩せろ」と求められたと証言した。

5月に生徒の保護者が学校に説明を求め、複数回話し合いが行われた。学校側は部員対象の無記名アンケートの結果を示し、「顧問が部員に『痩せたか』と発言したのを聞いたことがある」との回答が複数あり、「顧問が『デブ』と発言した」との情報もあった。

https://www.sankei.com/article/20250822-IHLKDEII3FO5ZGT66ZHXUT7U44/

体重を非難するのは逆効果、体重増や健康悪化のリスクに
www.nikkei.com/article/DGXZQOUC319ME0R30C23A3000000/