かわいくて実用的！アクセサリー感覚で持てる「護身武器」

防犯意識の強いアメリカでは、護身グッズの種類も豊富。普段持ち歩いても違和感のないデザインや、ファッション感覚で取り入れられるアイテムが色々あるんです！

最近は新型コロナウイルスの影響もあって、運動不足解消のために閑散とした場所を選んでジョギングや散歩をする人が増えたのではないかと思いますが、人目が少ない分、同時に気をつけて欲しいのが身の安全。

そこで今回は、いつでも持ち歩きたくなる海外の護身用グッズをご紹介。ぜひ、護身グッズを探す際の参考にしてみてください。

ハート型防犯ブザー

テキサス州ダラスで2013年に創業した「ブリングスティング（Blingsting）」。

ハート型の防犯ブザー「Ahh!-larm」は、「ブリングスティング」のロングセラー製品の1つ。バッグに気軽に付けられるデザインとサイズながら、瞬時に115デシベルの音を発します。

その音の大きさは飛行機のエンジン音や落雷に近く、爆音と言ってもいいほど。このアラーム自体に攻撃力はありませんが、相手を驚かせて逃げる隙を作ったり、もしくは追い払うことを可能に。

アンドレアさんの望みは「チャームを身につけることで、自分の身の安全について改めて考えること」で、「日が暮れてからジョギングしたり、夜遅くに出歩いたりしないなど、正しい判断を下すことがもっとも大事。
その手助けとしてブリングスティングを選んで欲しい」とのこと 。

きらきらのスタンガン

「ブリングスティング」は、ラインストーンやメタリックなど、かわいくて思わず手に取りたくなるような護身グッズを生産しています。
創業者のアンドレア・アテベリーさんの父親が、家族のために催涙スプレーを買ってきた時、「ラインストーンで覆ってきらきらにしてあれば、私もママももっと喜ぶわ」とジョークを言ったことがビジネスのアイデアになったのだとか。

きらきらのラインストーンで覆われたスタンガン「STUNNING GUN」は、オモチャのような見た目に反して非常に高品質で、アンドレアさんによれば「相手を気絶させられる」とのこと！

護身用リング

2019年にニューヨークで創業した「デフェンダーリング（Defender Ring）」は、「世界中の人々のより安全な日常生活を創造する」というビジョンのもと、自己防衛用のリングを製造しています。

創業のきっかけは、2016年に同市で起きた、ジョギング中の女性が襲われて殺されるという痛ましい事件。

この護身用リング、一見おしゃれなジュエリーに見えますが、リングのトップを外すと、5ミリほどの鋭利なナイフが出てくるようになっています。これは相手にダメージを与えるだけでなく、そのDNAを採取する役目も果たすそう。

シークレットポケット付きブラ

「ブービー・トラップ・ブラ（Booby Trap Bras）」は、護身用のナイフや催涙スプレーを入れるための隠しポケットが付いたスポーツブラ。

開発したのはテキサスに住むジェニファー・カトローナさん。そのきっかけは自身に起こった恐ろしい体験で、朝のジョギング中に「茂みから飛び出してきた男に、腕をつかまれた」ことがあったのだそう…。
幸い逃げ切ることができた彼女は、他の女性が二度と同じような怖い思いをしなくて済むようにと、自己防衛アイテムの製造に着手。

地元企業の協力を得て、2週間後にできあがったのがこちら。レビューによれば、ナイフを持っていることは外からは分からず、またジャンプや激しいトレーニングをしても、落ちてこない設計になっているとのこと。

使用する機会がないに越したことはありませんが、備えあれば憂いなし。自分の身を守るために、これらのような護身武器を外出時の持ち物リストに追加してみては？

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200413-00010000-cosmopoli-life