どうにかしてめちゃくそ変態プレイがしたいと考えてる彼氏に背もたれしてる彼女ちゃん「それでね」

1 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:21:24.554 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「その時食べたここの料理がすごくおいしかったから、今度一緒に行きたいんだ」

彼女ちゃん「君もきっと気に入ると思うよ、値段も手ごろでね……ん」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……なにしてんの」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「もう……いやらしいな」

彼女ちゃん「……誘い方が露骨すぎるよ」

彼女ちゃん「……もう少しおしゃべりしてたいな」

彼女ちゃん「そしたら大人しくベッドに行くから」

彼女ちゃん「……駄目?」

2 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:22:03.752 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「でもこの頃、そればっかりじゃない?」

彼女ちゃん「こうがっつかれると、なんか……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「そ、そういうことを、すぐ言うんだから」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……もう、しょうがないなぁ」

彼女ちゃん「はいはい、わかったよ。ベッドに行けばいいんでしょ」

彼女ちゃん「本当にもう……」

3 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:23:05.300 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……ん? どうしたの?」

彼女ちゃん「……なに? 行かないの?」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……趣向~?」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……いや、ついにそういうことを言い出したかって顔してる」

彼女ちゃん「……薄々知ってた。そういう、普通じゃないの、やりたかったんでしょ」

彼女ちゃん「態度でわかるよ……」

4 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:24:05.670 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「はー……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……もう、しょうがないなぁ」

彼女ちゃん「そんな顔されるとさ……受け入れないでいるのも悪いじゃないか」

彼女ちゃん「……そんなに嬉しそうにされると反応に困るよ」

彼女ちゃん「……いやらしいな……君は」

彼女ちゃん「……いいよ、いいよ。彼氏の我儘を受け入れるのも度量の一つだし」

彼女ちゃん「君に合わせてあげられるのも、ボクくらいなものだからね」

5 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:25:04.539 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……で? 具体的には、どういうことがしたいの?」

彼女ちゃん「……猫耳?」

彼女ちゃん「……ふー……ん」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……こういうの好きなの?」

彼女ちゃん「これ被ってればいいの? ふうん」

彼女ちゃん「……これくらいなら……ん? 何で君まで被るの?」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……優しいじゃれ合いから」

彼女ちゃん「途中で盛ってーの、首根っこ抑えつけてーの、カクカク腰振り動物交尾がしたい……?」

彼女ちゃん「……」

6 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:26:04.715 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……え……と」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……き、君」

彼女ちゃん「……君、犬耳じゃないか……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……異種……姦……?」

7 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:27:08.716 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……あ、冗談? な、なんだ、はは」

彼女ちゃん「笑いどころが全然わからなかったよ……はは」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……え、と」

彼女ちゃん「ご、ごめん……受け入れるって、言ったけど、な、な、なんでも、受け入れるわけじゃないから……」

彼女ちゃん「ハ、ハ、ハードな奴は、ちょっと、あの」

彼女ちゃん「あっ、肉体的じゃなく、あの、あの……精神的にね? だから、その……」

彼女ちゃん「い、いや……頑張るよ……? 頑張って合わせるよ……?」

彼女ちゃん「でも、もう少し……」

彼女ちゃん「……軽い奴が……いいな……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……首輪も……しまって欲しい……」

彼女ちゃん「……家猫の設定とか……どうでもいいから……」

彼女ちゃん「……」

8 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:28:05.409 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……ごめん。お水、一杯飲んでいいかな」

彼女ちゃん「うん……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……ふぅ」

彼女ちゃん「……」

9 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:29:06.261 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……話を、続けようか」

彼女ちゃん「……なにが? だから、受け入れるって、言ってるじゃないか」

彼女ちゃん「……信じてるから……本当に嫌なことはしてこないって」

彼女ちゃん「信じてるからね……?」

彼女ちゃん「……」

10 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:30:06.714 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……SかMか?」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……考えたことも無かったけど……どっちでもないんじゃないかな……」

彼女ちゃん「……そんな世界人口の二分の仕方嫌だよ」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……まぁ」

彼女ちゃん「……じゃぁ、Mかなぁ……」

彼女ちゃん「興奮しないでよ……」

彼女ちゃん「消去法だよ……だって、人の痛がることするの、普通に気分悪いし……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「君はどうなの。どっちなの?」

彼女ちゃん「……両方? 分裂症なの?」

11 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:30:42.386 ID:+w5ch2Hb0
妄想して書き溜めて…
どうして彼をこんなになるまで孤独にしたんだよお前ら…
12 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:31:10.153 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……道具……は、やめようか……」

彼女ちゃん「……どこにつけるのか……知らないけど……それ」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……手錠も」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……ギリギリ……アウトかな」

彼女ちゃん「……単体ならまだしも……そういうセットはちょっと」

彼女ちゃん「……」

13 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:32:03.063 ID:VWkwocBp0
がんばるなきみ君
14 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:32:08.570 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「あの」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「這いつくばって口でするから……」

彼女ちゃん「それで、満足できないかな……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……そっか」

15 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:32:52.951 ID:M0amX0uja
応援してるよ
16 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:33:50.207 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……ノート?」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……イメージプレイシナリオ集?」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……うわぁ……これ、ボク以外の人に知られたら絶対だめだからね? 友達にも言っちゃだめだから。絶対に」

彼女ちゃん「落としたらまずいから不用意に外にも持っていかないでね……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……目次まであるよ」

彼女ちゃん「……」

17 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:35:05.903 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……君、すごく楽しそうだね……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「ふぅ……」

彼女ちゃん「……まぁ、お芝居と思えばいいか」

彼女ちゃん「ここには、君とボクしかいないし……さっきまでのよりはマシかな……うん」

彼女ちゃん「……それで? 君のおすすめは何なの?」

彼女ちゃん「妹? 君、妹物が好きなんだ?」

彼女ちゃん「……お兄ちゃん、って呼べばいいの?」

彼女ちゃん「あっはっは、何照れてるんだよ~」

彼女ちゃん「……」

18 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:36:06.542 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……時は未来。不老不死と死者蘇生が可能になった世界」

彼女ちゃん「最愛の妹が飛行機事故でバラバラになってしまった……バラバラになった肉片を搔き集めて、どうにか復元ができないか知り合いの医者に頼み込んだ」

彼女ちゃん「三日三晩に及ぶ手術の結果、無事人の形に戻った妹。けれども記憶は失われていた」

彼女ちゃん「あなたは……誰ですか……ここはどこ……?」

彼女ちゃん「その後薬物治療と熱心に続ける俺との対話によって記憶を取り戻しつつあった妹……でもそれは偽りの記憶で……?」

彼女ちゃん「……え? 全くの別人……?」

彼女ちゃん「DNA鑑定の結果判明した事実……あらゆる肉片の取り違え……意図しない洗脳……」

彼女ちゃん「お兄ちゃん……? どうしたんですか……?」

彼女ちゃん「何も知らない妹は、今日も俺のベッドで一緒に眠るのだった……」

彼女ちゃん「いつも怖い夢を見るんです……不定形でごちゃまぜになった夢……」

彼女ちゃん「日常を蝕む後遺症……依存を強める妹……」

彼女ちゃん「怖い……お兄ちゃん……痛いよ……お兄ちゃん……ないはずの両足が痛むよ……」

彼女ちゃん「介護に疲れる俺……罪悪感と義務感が日に日に強くなる……」

彼女ちゃん「どうせ妹じゃないのに……ある日、服の下に差し込んだ手……戸惑いつつ抵抗しない妹」

彼女ちゃん「そして……」

彼女ちゃん「……」

19 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:36:50.528 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

20 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:37:19.604 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……妹じゃないじゃん」

22 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:38:52.720 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……最後は脳みそ一欠片分の妹の面影を見つけて涙する俺……?」

彼女ちゃん「……そんなわけわかんない理由でプレイの終わりに涙されるの……? ……聞いたことないよ……そんなプレイ」

彼女ちゃん「君はこのプレイに何を求めてるんだよ……」

彼女ちゃん「てかなんでセックスして妹のことを見出すんだよ」

彼女ちゃん「そもそも状況設定が特殊過ぎるだろ……そこまでしないと実現しない性癖ってなんだよ……」

彼女ちゃん「しれっと両足失わせてるのなんなの……? 属性盛り込みすぎじゃない……?」

彼女ちゃん「全体的に病んでて君の精神状態が心配になるよ……」

23 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:40:07.975 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「こんなのばっかりか? このノートに載ってるのこんなのばっかりか?」

彼女ちゃん「泣くよ? 泣いていい? ボクは今日どうなってしまうの?」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……い、いや、撤回なんてしない。するもんか」

彼女ちゃん「ボクは今日、君の我儘を受け入れると決めたんだ」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……これだけあるんだ……数合わせのもっとふんわりしたものがあるはずだ」

彼女ちゃん「ここに載ってるのだったら文句はないんだろ」

彼女ちゃん「……何かないか……何か……うっ、これを隅々まで読むのつらい……」

彼女ちゃん「……」

24 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:40:23.559 ID:cwZ+46JNa
ピン芸人目指せよ
25 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:41:07.337 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……あ、そうだ。一番短いのはどれ?」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……母親……? 君は自分の母親に欲情するのか……?」

彼女ちゃん「もうその時点できついけど……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……お母さんは一人で僕のことを育ててくれている……綺麗で明るくて自慢のお母さんだ」

彼女ちゃん「ある日家に帰ると台所で咀嚼音が……宇宙人がお母さんを頭から」

彼女ちゃん「おい」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「スピーディーな展開にしろとは言ってない」

彼女ちゃん「二行でお母さん退場しちゃったじゃん……皮モノ? なにそれ?」

彼女ちゃん「皮を被って……成り代わり……?」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……き、君……自分の家族に……不安を抱えてたりする……?」

彼女ちゃん「ボクで、よければ……相談に、のるけど……」

26 名前:番組の途中ですが翡翠の名無しがお送りします 投稿日時:2020/09/19(土) 22:42:31.855 ID:Sp7+1WE40
彼女ちゃん「……なんでボクは彼氏の闇に対峙してるんだ」

彼女ちゃん「……おかしいな……あきれつつも付き合ってあげて、嬉し恥ずかしのエッチな夜になる予定だったのに」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「本当は……ちょっと乗り気だった……」

彼女ちゃん「でも……見通しが甘かったのかな……ごめんね……受け止めきれなくて……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……」

彼女ちゃん「……もっと……平和なのない……?」

彼女ちゃん「この際平和なら……どれだけ変態でもいいよ……」

彼女ちゃん「ほのぼのして、コメディで、明るいエッチな奴なら何でもいい……」

彼女ちゃん「……」

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