カイジ「なんなんだこの部屋・・・！　出口はどこだっ・・・！」　アカギ（安価ギャンブル・・・？）

カイジ「ギャンブルだと・・・？」

『安価ギャンブル部屋』

黒服「そこにも書いてあるが、二人にやってもらうのは『安価ギャンブル』・・・・！
　　　　簡単なことだ。お互いに安価先を指定し、安価先のレスのコンマ3桁・・・・・その数が大きい方が勝ちとなる」

カイジ「なんだよそれ・・・・・！」

アカギ「興味ねー・・・・・運否天賦、それをどこの誰かもわからねー他人に賭けるってのは・・・・・・！」

黒服「ふふ、まだ伝えたのは大まかなルールだけっ・・・・・！」

カイジ「まだやるとは言ってねぇ・・・・・！　話を進めるなっ・・・・・！」

黒服「聞け・・・・・・！」

黒服「お前達にはそれぞれ、持ち点1000点が与えられる
　　　　その持ち点の中から好きなだけベットすることができる
　　　　ベットすることにより、勝利した場合、つまり指定した安価先のコンマが相手より大きかった場合、
　　　　『ベットした点×コンマ３桁』点を獲得することができる。負けたほうはベットした点だけ没収となる
　　　　安価を指定するのは５回、５回戦で勝負は決する。終了した時点で持ち点が多いほうだけがこの部屋を出ることができる」

アカギ「・・・・・・」

カイジ「勝者は部屋を出るだけか・・・・・？　敗者になった場合はどうなる・・・・・・？」

黒服「勝者は獲得した点×円を獲得するっ・・・・・・！」

アカギ・カイジ「・・・・！」

ざわ・・・・
　　　　　ざわ・・・・

黒服「勝ち続ければ・・・コンマの数が大きければ・・・！　結構な額になるはずだ・・・・・
　　　　敗者にはそれなりの罰が用意されている・・・今言えるのはそこまでっ・・・・・」

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾞﾀﾝ

カイジ「くそっ・・・・・　いいさ・・・100点*×500としても50000・・・！
　　　　　次に30000点賭けて×500・・・これだけで1500000円・・・・！」

アカギ「クク・・・・結構どころか相当な額になる可能性もある・・・・」

カイジ「やってやる・・・・しかも相手がアカギ・・・・！　倒してやる・・・・・！　圧倒的に・・・・！」

アカギ「面白い・・・・・！」

賽は投げられた・・・・！　一回戦スタート・・・・！

先攻はカイジ・・・・！安価先のコンマが大きいほうが勝ちとなる・・・・！

後攻有利なこのルール・・・・！　しかしアカギは同じ200点をベット・・・・！　安価先のコンマは・・・・！

黒服『初戦はカイジが勝手に先攻を選択したが・・・・・
　　　　このルールは賭け点を調整できる後攻が有利・・・・・・！
　　　　２回戦以降は先の勝負での勝者が先攻、敗者が後攻とする・・・・！』

カイジ「つまりもう一度俺が先攻ってことか・・・・！　後攻ルールに気が付かなかったのは馬鹿だったが
　　　　　結果的に14万点以上取った・・・・！」

アカギ「・・・・・・」

カイジ「なら続けさせてもらう・・・！　ベットは『50000点』・・・・！安価先は>>26だ・・・・！」

２回戦、先攻カイジの安価コンマは・・・・！？

黒服『４回戦の先攻はアカギではなく、３回戦の勝者であるカイジ・・・・！
　　　　ここまで勝負をさかのぼり、やり直すっ・・・・！』

カイジ「はぁ～～～～・・・・！？」

アカギ「クク・・・ククク・・・・やっと気がついたのか」

>>56でのアカギ・・・・！思考しているわけではなく、実はカイジの順番待ち・・・・！
後にノーカンになることを予想し、あえて19200点で試していた―――？