- 俺はニートで時間余ってて、友達もいないしモテないから、ふとイマジナリーフレンドを作ってみようと思った
人工的にイマジナリーフレンドを作るのを人工精霊、タルパって呼ぶらしい
統失になるとかあれこれ言われてたけど、関心が勝ってタルパ作りを試してみることにした - ネットで造り方を調べてやってみた
視界にイマジナリーフレンドの姿を投影するとか、ずっと独り言で会話してみるとか、その子の絵を描いてみるとか、一日中その子のことを考えてるとか、夢の中で召喚してみるとか、触った気になってみるとか
ガチでクラピカの念修行みたいなことをやる
そんでしばらくやってたが、全く成功する兆しがない - だが大地割れ
- 自分の妄想をどれほど信じ込むかでしょ？
- ふむふむ
- 早くしろよ
- 精神異常者
- 明晰夢とかダルパとか全部都市伝説だぞ
- >>8
イマジナリーコンパニオンは精神医学で存在が認められてるよ - >>8
これは恥ずかしい - 実際タルパ持ってる奴に詳しく聞いてみるかってなった
ネットでタルパブログ書いてた奴に俺は連絡を取ってみた
そのおっさんをここではＡとする - 作ろうとするから駄目だ
必要になったら自然にできる - 統合失調の類ちゃうん？
- 他のタルパを消してくれるタルパを先に作れないと終わる
- あっ長くなりそう？じゃあいいや
- 自分からキチゲェになりにいく奴の気が知れない
- Ａはタルパを五人くらい飼ってた
ブログを見るに、五人の中には忘れ物届けてくれたり、天気予報的中させたりできる奴もいるらしい
俺は半信半疑だったけどな
思い込みの一環みたいなもんだと思ってた
ただ、こいつに教わったらタルパ作れそうだなあと思わせるような力があった - 先にタルパを消して自身も消滅出来るタルパを作れって俺は何回も言った
- Ａは俺のコンタクトに応じてくれた
そんでメールでやり取りしてたけど、なんか思ったより話が噛み合わなかった
俺はちょっとその時点でおかしい気はしてたけど、まあ抽象的なもんだから仕方ないかなあと解釈してた - 要は幻覚見る程自分を追い込まなきゃダメなんだろ
ニートの根性じゃ無理
ブラック企業で頭おかしくなるまで働けるような奴じゃないと - それでメールはやめて電話にしてない？って俺は尋ねた
Ａはそれも快く引き受けてくれた正直電話するのはちょっと怖かった
タルパ五人飼ってて、超能力みたいなのも持ってるおっさんだもん
でも怖いもの見たさみたいな好奇心もあった - タルパいたけどもうずっと見てない
その頃から親が俺のことをタルパの名前で呼び始めてちょっと怖かった - 左手で右耳を
右手で左耳を
同時にひねるとスイッチが入って全てのタルパが消える
そういう能力を持ったタルパを先に作れと俺は何回も言った - メール中での俺のＡのイメージは麻原彰晃だった
でも電話した第一印象はただのニートのおっさんだった
声は明らかに覇気がなくて、聞き取り難くて、要領を得なくて結論から言うと電話でも話は通じなかった
まるで小学生低学年と話しているみたいだった - つまるところ毎日同じオカズでオ●ニーするようなもんか
- >>24
そういう感じ
エ口目的で合法ドラッグを導入に使ったタルパやってたわ
うちの幼女ちゃんいつのまにか消滅して悲しいわ - 定義をちゃんと決めろと何回も言った
- 全く会話が成立してなかったんだよね
相手にタルパが見えてるからじゃない
俺の質問の意図を全く汲んでくれなかったりして、まともに話ができない言葉を何度も言い換えて伝えようとしてたんだが、おどおどし始めて沈黙する始末
「何で俺の言うことがわかんねえんだよ！」って怒鳴ったら、それで切れてそれっきりだった - それでようやくわかった
タルパ作った奴がおかしくなるんじゃなくて、おかしい奴しか作れないんだって - そのおっさんAがタルパなんだぞ
- 元々子供がイマジナリーフレンドを見るのはたまにあることなんだ
本気で動物と会話してる気になったり、公園で一人でいたのに友達と遊んだって言い張ったりでも、大人になると思考能力の発達と共に消えていく
俺が人工精霊（タルパ）の作成を諦めた理由
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