海外の友人｢ジャップさぁ……このなろう小説という掃き溜めはなんだい？｣

海外の友人｢これを読む暇があるなら我が国で書かれた発刊数世界一のベストセラーをオススメするね｣

海外の友人｢……ん？聖書に決まってるだろ？一番売れてる物が一番いいものに決まってるじゃないか｣

海外の友人｢僕の一番好きな食べ物？なんで？｣

海外の友人｢……おはぎだけど｣

海外の友人｢なろうにイエスはいないけどエキサイティングなバトルもあるし海すら割れる？｣

海外の友人｢ふーん……｣

海外の友人｢少し興味が出てきたね。ジャップのオススメはなんだい？まずはそれから読むことにするよ｣

海外の友人｢なになに？オーバーロード……？｣ｶﾀｶﾀﾀﾝ

海外の友人｢……おぉ！ロックな骸骨じゃないか！そばにいるシック気味な女もいい感じだ｣

海外の友人｢早速読んでみるか｣ｶﾁｶﾁｯ

海外の友人｢僕はもっとぶっ飛んだ超人や聖人を見たいんだよ。確かに見た限り海ぐらいなら割れそうだけどそうじゃないんだよ｣

海外の友人｢最初から最強というのは僕好みだけどそれだったら中身も最強が良かったんだよね｣

海外の友人｢うん……｣

海外の友人｢…………｣

海外の友人｢というか正直言うと僕はガッツンガッツンファックするのが見たかったんだよね。海とかどうでもいいんだよ｣

海外の友人｢物理さんで無双してたらモテモテになりました？いやに長い名前だね全く｣ｶﾀｶﾀﾀ

海外の友人｢卑猥すぎてサイトから削除された逸話があるのかい？それは期待できるねぇ……｣ｶﾀﾀｯ…

海外の友人｢……｣ｶﾁｶﾁｯ……

海外の友人｢……ジャップさぁ、なんだいこれは？僕は別にミームなんてどうでもいいんだよ｣

海外の友人｢この黙れドンという画像はなんなんだい？｣ｽｯ

海外の友人｢……え？本編とはほぼ関係ない？｣

海外の友人｢ふーん……｣ｶﾁｯ

海外の友人｢じゃあ読んでみようか｣ｶﾁｶﾁ

海外の友人｢もう、君も男なんだからわかるだろ？｣ﾃﾚﾃﾚ

海外の友人｢脳姦に決まってるだろ｣ﾃﾚﾃﾚ

海外の友人｢もう！僕にそんなことを言わせられるのは君だけだけよ、セクハラ敗戦奴め、ふふふ｣

海外の友人｢あっ、忘れてた。このなろうは刺激の関係でもう読まないけど、何かほかにオススメはないかい？｣

海外の友人｢え？いやもうなろう以外でいいよ。というかなろうはもうお腹いっぱいだよ｣

海外の友人｢……ジャップさぁ、またこの部屋を愛液まみれにしたいのかい？アメゾンのレビューで見る限り随分な内容じゃないか｣

海外の友人｢まぁ君がこの部屋を僕のラブジュースで一杯にしたいなら別に……ベルセルク？ふんふん｣ｶﾀｶﾀｯ

海外の友人｢……うーん｣ｶﾁｯｶﾁｶﾁ

海外の友人｢……ん｣ｶﾁｯ……

海外の友人｢……｣ﾌﾟｼｯﾄﾞﾎﾞｯﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞ

海外の友人｢……言わなくてもわかるよね？｣ﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞ

ｸﾁｭｸﾁｭｱﾝｱﾝ

海外の友人｢ん？僕が卑猥な漫画を勧めるよう催促してたじゃないかって？｣

海外の友人｢……｣

海外の友人｢……｣

海外の友人｢それで？次のオススメは？……幻想ギネコクラシー？｣ｶﾀｶﾀｯ

海外の友人｢……｣ｶﾀｶﾀｶﾁｯｶﾁｯ

海外の友人｢……あのさぁ｣ｶﾀｶﾀ……

海外の友人｢気づいたんだけどさぁ、クソジャップぅ。君メジャーな漫画を避けようとしてないかい？例えばドラゴンボールとかワンピースとか、何故勧めないんだい？｣

海外の友人｢ドラゴンボールの十八号はどう見てもNTR御用達の身の上だしビーデルはエ口いしブルマも捨て難いよねチチは｣

海外の友人｢さておいてワンピースだってそうそうたるメンバーだよ！｣

海外の友人｢全員基本がエ口バディでさらに獣人から花魁まで手広く扱うバリエーションの豊かさ！｣

海外の友人｢これらを卑猥でないと言うなら一体この世の何が卑猥なんだ！｣

海外の友人｢……いや｣

海外の友人｢……詳しくはないよ？僕は全然見たことないよどっちも｣

海外の友人｢ははは全く、何を言ってるんだいジャップは。ドラゴンボールやワンピースなんてタンカスナード共のダッチワイフさ｣

海外の友人｢高貴なクインビーである僕は日々青春を謳歌して七色の学園生活を送っていたから、そんなものを見る余裕なんてなかったなぁ～｣

海外の友人｢……｣

海外の友人｢……まぁね、まぁまぁ、人気だから？世界的にも？どっかでちらっと見て一瞬で覚えちゃったのかも知れないね｣

海外の友人｢なんせほら、僕記憶力がいいだろう？一目見で覚えてしまう訳だ｣

海外の友人｢うんうん、そう、不自然ではないね｣

海外の友人｢ぐあああああ！！たんっ、小指がぁ！！｣ﾊﾞﾀｯ

海外の友人｢小指がぁ……！小指がぁ……！！本がぁ……！｣ｺﾞﾛｺﾞﾛ

海外の友人｢ぐおうぅううう……うっ、ああ、大丈夫だジャップ、座っててくれ。はは、虚弱体質のゴミに心配されるほどヤワじゃ……｣

海外の友人｢｣

海外の友人｢──じゃ、ジャップ？なんだいその手に持っているノートは、どこで拾ったんだい？｣

海外の友人｢あっ今拾った……ふーん……｣

海外の友人｢そっそぉんなドラゴボの絵が表紙に書かれたノートが家にあるとはなぁ、誰のか調べるから渡してくれないかなぁ？｣

海外の友人｢そぉそう良い子だ。流石だ愛しのファッキンジャップ。他人のノートを盗み見るゴミではないと知ってあっ｣ﾂﾙｯ

海外の友人｢……｣

海外の友人｢……ぇょ｣

海外の友人｢──笑えよジャッカス！！そうだよ！ベジカカ描いてるよ！ナードだよクソが！｣

海外の友人｢教室の隅で一人ナミロビで震えてたよ！だからなんだい！？これで僕に勝ったつもりかい！？｣

海外の友人｢言っておくけどね、僕は君すら知りえない君のことを完璧に把握してるんだからな！｣

海外の友人｢指輪のサイズは十四号！唾液は無味！スペルマは苦味が強く瞳孔サイズは平均6mm昨日の排泄物は──｣

海外の友人｢ふふ……まだ幾らでも情報はあるけどこれ以上はさすがに引かれそうなのでここら辺にしておくよ｣

海外の友人｢これらを広められたくなければ君も決して口外しないようにするんだね！｣

海外の友人｢…………｣

海外の友人｢……まぁ実際言わないだろうけどね、念の為にね｣

海外の友人｢口蓋にC4埋め込むね｣ｽﾊﾟｯｸﾞﾁｯﾁﾁﾁｸｯﾊﾟﾁﾝｯ

海外の友人｢縫合完了｣

海外の友人｢またか……また僕は愛しい人を手にかけないといけないのか……｣

海外の友人｢クソッ……クソ…………｣ｸﾞｯ……

海外の友人｢………｣

海外の友人｢地獄で逢おうねハニー……｣ｸﾞｸﾞｸﾞｯ……

海外の友人｢……｣ﾊﾟｧﾝｯ