異能バトルっぽい能力沢山作ったからお前らストーリー考えろ

　将来の可能性を力に変える能力。

　「将来自分がこうなるかもしれない」という将来の可能性を消滅させることで能力を使うリソースを得る。
　リソースを削ることで自身の身体能力の強化、あるいはそこにないものを作り出すことができる。
　消える可能性はランダムで、可能性が消えた瞬間にその未来をフラッシュバックとして見る。
　未来の可能性を消せば消すほど強い力を使うことができるようになる。
　能力所持者は主人公のニート。学生の頃、能力を使用して夢が叶う可能性が消えた瞬間が消えるのを見てしまい、自分は能力のせいでニートになったと思い込んでいる。
　しかし実際は多くの可能性を残しており、ほとんど可能性をリソースに変えていない為、ストーリー開始時点では使える力は弱い。

目線が釘付け《Bold Bolt》

　目で見たものを固定する能力。

　目で見たものをその場に固定することができる。壁や床などにだけでなく、空中に固定することもできる。
　また、身体の一部だけを固定するなども可能。
　複数の物体を固定することもできるが、そのものが大きければ大きいほど集中が必要。
　能力所持者は女子高生。バカを焚き付けるのが得意。普通科特進コース。

　無機物と融合し、その道具を自分のからだの一部のように操る能力。

　融合した物質は形も自由に変えることができ、自分より小さいものであれば丸々取り込んで体内に隠すこともできる。
　能力所持者は《A》のパチ仲間。暗殺者の家系の出身で、裏の仕事に手を染めている。

酔っぱらいの悪魔《Drunk Damon》

　対象を泥酔させる能力。

　生物であれば当然酔っぱらうが、無生物を対象とした場合、その道具は『無軌道な』状態になる。
　例えば銃に能力をかけた場合、弾がまっすぐ飛ばなくなったり、トリガーを引いても弾が出なかったり、逆に暴発したりする。
　能力所持者を泥酔させた場合、能力の発動が無軌道になる。
　能力所持者は鬼の末裔を名乗る女。神出鬼没でなぜかいつも泥酔している。《M》の能力者としての師匠。《A》にこれ以上可能性を消さず、限られたリソースで戦う術を教える。

　自分の身体を粘着性のあるゼリー状の物体に変え、操る能力。
　ゼリー状に変化した身体は強い粘着性を持ち、触れた物体に吸着する。あらゆる物理的な攻撃に強いが、温度変化に弱い。
　また、変化させた部位は透き通った緑色に変化するので黙視すれば一目で分かる。
　変化させた部位は自由に着脱可能で、身体から離れていても操作することができる。
　能力所持者は女学生。医学部。エ口い。

殺人騎《Killing Knight》

　殺した人間の命を吸収する能力。

　能力の本体は金属製の幾何学的なデザインのネックレス。能力を発動するとネックレスが変形し能力者は鎧と剣を身につけた状態になる。
　人間を56すことで、殺した人間の魂が宝石のような見た目の鎧の装飾品に変化する。吸収した魂は能力者の命の残機となり、能力者が死亡した時に代わりに消滅する。
　能力を持った人間や特出した才能を持った人間の魂は装飾品ではなく武器などの機能的な装備に変化する場合もある。
　能力所持者は自身を聖人とする宗教の教祖。信者は全員魂として吸収されているので教団員は常に自分一人。

飴を食らわば墓まで《Laboratory Lolipop》

　あめ玉に『エネルギー』を吸収する能力。

　熱エネルギーや電気エネルギー、運動エネルギーなどのエネルギーを吸収させることができる。
　蓄積したエネルギーは好きなタイミングで解放でき、解放するとあめが割れる。
　能力所持者は天才科学者の少年。苦手な説教は「食べ物を粗末にするな」。

　道具を間違った使い方で使ったとき、その道具に高いパフォーマンスを発揮させる能力。
　例えば「紙を切る」ためのペーパーナイフで鉄を切ろうとした場合、通常は当然切ることができないが、能力者はペーパーナイフで紙を切ることができる。
　特に道具の説明書きで禁止されていることに道具を使った場合、道具に最大限のパフォーマンスを発揮させることができる。
　例えば「人や動物に向けて撃ってはいけません」と注意書きされているエアガンを人や動物に向けて撃った場合、エアガンは拳銃並みの威力を発揮する。
　ただし、この能力者は道具を正しい用法で使用することができない。
　能力者は《A》の義理の妹。正義感が強く快活な生活で人助けが趣味。

天導蟲《Neon Nest》

　周辺の光を操作する能力。

　光を集めて熱光線などを射出することもできるが、その場合周囲の光を一点に収集することになるので周りが暗くなる。
　能力所持者は虚無僧。能力を使うと天蓋の隙間が光る。

　能力を無効化する能力。

　触れた物体にかかった能力を無効化することができる。ただし、自分自身にかかった能力は無効化できない。
　能力所持者は悪徳刑事。目的の為に手段は問わないタイプ。

恋の万能薬《Phantom Panacea》

　眠っている人間から記憶を取り出す能力。

　記憶は能力で扱うとき粘土のような形で具現化し、その一部をちぎることで記憶の一部だけを取り除くこともできる。
　また、取り出した他人の記憶を混ぜて捏ねることで記憶を偽造することもできる。
　能力所持者は恋多き女。依存体質でストーカー癖がある。

四等分の女王《Quarter Queen》

　感情に伴った現象が発生する能力。

　怒ったときは周囲に炎が発生し、悲しんだときは周囲が凍りつき、喜んだ時は周囲の傷が癒え、苦しんだときは周囲に電気が走る。
　能力所持者は感情的な少女。能力が制御できなくて困っている。

　物体を正しい用法で使用したとき、最大限以上のパフォーマンスを発揮させることができる能力。

　例えば魔法瓶に飲み物を入れた場合、その飲み物は何年間たっても温度が変化しない。殺菌スプレーのかかった場所から一切の菌が死滅し、風邪薬を飲めば一瞬で風邪が完治する。
　また、パフォーマンスの向上は道具の効果だけでなく、道具を使用した者自身にも適用される。例えばハサミで紙を切る場合、能力者は凄まじいスピードで複雑で緻密な模様を切り抜くことができる。
　ただし、能力者は道具を禁止されている方法で使用することはできない。
　能力者は《M》と同じ姿の少女。様々な部位の色素が反転しており、ネガカラーの《M》のように見える。

スピナ・スパナ《Spinup Spanner》

　指差した物体を回転させる能力。

　指差した物体を回転させることができる。指差した点が中心となって回転するが、どの方向に回転させるかは自分で選ぶことができる。
　指橋をやめると回転は止まる。その時、物体は回転の慣性を受けながら停止する。
　能力所持者はちょろい女子高生。工学科機械工学コース。

　その一切が不明な能力。

　能力者は恐らく《X》の能力であるということ以外、何も明らかになっていない。

　 XXXX XXXX XXXX
XXXX XXXX XXXX XXXX
　 XXXX XXXX XXXX

　動作や機能、状態を「規制」する能力。
　規制を受けたものは、規制された動作や機能、状態を禁止される。
　話すことを規制されれば話すことが出来なくなり、地面に着くことを規制されれば、地面から数ミリ浮いた状態になる。
　物事を規制するためには、その物事がどのようなプロセスで発生しているのかを正しく知っている必要があるため、能力の使用など、プロセスが未解明の物事を規制することはできない。
　能力所持者はラスボス。『観測者』『ゲームマスター』を名乗る。
　自身に対して「認知されること」を規制しており、誰も彼の姿を見れず、彼の声を聞けず、彼に触る事ができないので、その姿を知るものはいない。ただ、五感のどれかが彼を認知した瞬間、脳裏にXXXXという文字列だけ浮かぶ。